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大学院の奨学金の返済免除枠を得る方法&評価基準を徹底解説!

ちらライフ

こんにちは。ちらです。早いものでもう二月。

修士論文発表会の準備に向けて院生は苦しい時期を過ごしていることでしょう。

そんな修論発表&修論提出に加えて、ある書類を出す時期も近づいています($・・)/

そう、それは”第一種奨学金の免除申請書類”です。

大学院で借りることができる第一種奨学金は無利子でほぼ条件なしで借りることができます。

そんな第一種奨学金、修士や博士を修了する年度末に全額免除を賭けた書類審査が存在します。

もしあなたが奨学金の借金に追われる未来から逃れたければ、

この制度を利用しない手はないです( `ー´)ノ

 

学内での奨学金免除申請の書類審査に通った場合、大学院で借りていた奨学金のうち、

・全額免除

・半額免除

のどちらかを得られるのです。

もし修士の最高額の月額88,000円を借りていれば2,112,000円の借金が免除!

こんな素敵な状況を得ることができます^^

せっかく大学院で研究を頑張って修了したのに、残されるのは多額の借金・・・

これでは辛いですよね(;´・ω・)

そこで、今回ちらは研究を日々がんばっている苦学生のために記事を書くことに決めました。

自分自身が第一種奨学金の全額免除を勝ち取った経験を基に、

あなたが第一種奨学金免除を勝ち取るための戦略と方法をお伝えします。

もしあなたがまだ修士1年、学部生、

もしくは大学院生を子に持つ親であってもこの記事は役立つはずです^^

修論発表&修論提出の時期に歯を食いしばり、免除書類を提出し、見事採用されると・・・

 

このような書類と共に、奨学金全額免除を勝ち取ることが出来るのです(*’ω’*)

では、いよいよ第一種奨学金免除のために必要な知識・戦略・方法を教えますね!

 

  1. 第一種奨学金免除を勝ち取るための条件とは?競争相手は誰?
    1. どうすれば奨学金免除を勝ち取れるのか。評価基準は?
    2. 奨学金免除を争う競争相手は誰なのか?
  2. 奨学金免除を得るためには同級生より多くの評価点を稼ぐこと!
    1. (1).学位論文その他の研究論文
      1. A-① 学位論文が特に優れている
      2. A-② 独立行政法人日本学術振興会及び民間財団が公募している競争的資金の獲得がある
      3. A-③ 学内での賞の受賞がある
      4. A-④ その他各研究科で認められた業績がある
      5. B-① 留学先での学位論文が特に優れている
      6. B-② 学会誌又は学術雑誌への論文掲載がある
      7. B-③ 学会賞又は学術賞への受賞がある
      8. B-④ 学会等での発表がある
    2. (4)著書・データベース・その他の著作物がある
    3. (5). 発明
    4. (6) 授業科目の成績及び修業年限の短縮
      1. ①専攻内での成績が上位4分の1以内である
      2. ②修得科目の成績が全て優である
    5. (7) 研究又は教育に係る補助業務の実績
      1. A-① リサーチ・アシスタント等による研究活動への貢献が顕著である。
      2. A-② ティーチング・アシスタント等による教育活動への貢献が顕著である。
      3. A-③ 科学研究費補助金等による研究活動への貢献がある。
      4. B-③ 非常勤講師等,教育活動への貢献がある。
    6. (10)ボランティア活動その他の社会貢献
      1. 教育研究活動に関するボランティア活動が顕著である。
      2. 専攻分野の特殊性を生かした顕著な社会貢献,国際貢献がある。
    7. 評価点は合計勝負!取れる項目を取り切ることが重要
  3. 実際にちらが全額免除を得たときの評価項目や免除申請の準備方法は?
  4. 学内のトップ争いに参加できるほどの力はない・・・でも諦めるのは早い!

第一種奨学金免除を勝ち取るための条件とは?競争相手は誰?

さあ、まずは奨学金免除という

ゴールラインを突破するために必要な前知識を書いていきます。

・どうすれば奨学金免除を勝ち取れるのか。評価基準は?

・奨学金免除を争う競争相手は誰なのか。

まずはこれらを抑えていきましょう(^O^)/

どうすれば奨学金免除を勝ち取れるのか。評価基準は?

奨学金免除を勝ち取るための評価基準は複雑そうですが実はとても単純なんです。

奨学金免除を勝ち取れるのは、

”研究や日々の活動などの

評価項目で得られる点数の合計値が高い学生

となります。

 

奨学金免除申請書類では、日々の講義や研究など様々な評価基準を項目化しています。

そして、評価項目は公平に誰でも見られるように公開されています。

この評価項目は大学によるローカルルールも効いてきますが、

ほぼ毎年同じ項目になるはずです。

 

奨学金全額免除を狙う場合は

奨学金を借りたその日から何が評価項目なのか知っておくとよいでしょう。

あなたの所属する大学院の事務で書類をもらい、目を通しておきましょうね^^

ここでは、一例としてネットで検索すると出てくる北海道大学の書類を見てみましょう。

このように、様々な項目がありますね(*’ω’*)

こうした評価項目の中で自分が○をもらえる項目をたくさん作ることで

奨学金免除を勝ち取ることができます。

一朝一夕で免除が決まるわけではなく、日々の学生生活でできることを積み上げていく必要があります。

評価項目にプラスになる活動には

積極的に参加していきましょう。

評価項目ごとの解説は後に行っていきますね。

 

奨学金免除を争う競争相手は誰なのか?

結論から言います。奨学金免除を争う相手は、

”あなたが所属する学院・コースの同学年の学生”

となります。

「え?他大は関係ないの? 他のコースの学生は??」

という疑問が出てきますよね。

この疑問に答えていきます。

まず、全国で奨学金免除になれる学生の数は最初に決まっています。

JASSO(日本学生支援機構)が公開しているデータを見てみましょう。

こちらが実際のデータになります(‘ω’)

まず、非常に重要なからくりを一つ理解しておきましょう。

修士課程の学生の場合、22847人が第一種奨学金を借りています。

そして学内選抜を勝ち残った免除推薦者の数が6873人。

実際の免除者数の数は6854人。

 

・・・(‘ω’)

 

そう。ある一つの重要な事実に気づきます。すなわち・・・

学内選抜に勝ち残れば、

99.7%の確率で半額免除か全額免除が確定する!

ということですね。

 

恐らく落ちた0.3%の人は何か特殊な事情があったのだと思われます。

おわかりいただけるでしょうか?

学内選抜に選ばれさえすれば、

第一種奨学金の免除はほぼ確実なものとなるのです。

 

免除者が決定したあと、全額免除になるか半額免除になるかの分岐点があります。

では、「全額免除と半額免除がどうやって決まるのか?」

答えは、

”学内選抜に選ばれた人の中で上位3割の学生が全額免除”

となります。

ここもとても重要なところです。

他大の学生は基本的に関係ありません。

あなたが所属する大学院でのあなたの順位が全てです。

 

細かいことを書くと、他大の学生も関係はしてきます。

奨学金免除の推薦枠は大学ごとに決まっているからです。

恐らく院生の所属する数に比例しているのではないかと思われます(ここは予想です。裏付けはありません)。

 

なので、自分の所属する大学院で学生が少ないと

奨学金免除の採用者の数自体は少なくなるでしょう。

恐らく東大や京大の採用者が多いと思われます。

 

しかし・・・これは希望でもあります。

なぜなら、東大や京大の学生とあなたは戦う土俵が全く異なるからです。

もしあなたが地方国立大の大学院に所属していて、学内ではトップの業績を持っている。

しかし、論文はまだ出ておらず、同じ分野の東大生はガンガン論文を出している・・・

こんな場合でもあなたが奨学金免除を勝ち取れるか?

答えは、YESです。

 

なぜなら、あなたの競争相手はあなたが所属する大学院の学生だけだからです。

もっと言えば、あなたの所属する学院・コースの学生に絞られます。

あなたがもし工学院に所属していれば、工学院でトップになれば全額免除はほぼ確定します。

学内推薦者に選ばれるのは学院やコースの上位数名。

そして、その段階で評価項目の合計点数で順位付けが行われます。つまり、

研究科、学院もしくはコースで

トップor上位を取れば奨学金免除はほぼ確定します。

恐らくトップであれば全額免除も同時確定するはずです(ちらは確定しました)。

採用枠は最初から所属する学院やコースにおける院生の数(?)などで決定しているため、

あなたがやるべきことは学内での順位争いに勝つことです。

では、どうすれば学内での上位になれるのか?

ここで、先ほど述べた評価項目が重要になってきます。

 

奨学金免除を得るためには同級生より多くの評価点を稼ぐこと!

ここまでで、奨学金免除を得るために必要なことは全国でトップになることではなく、

自分が所属している学院やコースの学生よりも上位になればいいことがわかりました。

では、どうやって自分が推薦枠の上位入りを果たせるのか?

その答えは、

”自分が在学する大学院の評価項目で

できるだけ高い評価点を取りまくること”

です!

ここからは具体的に各評価項目の説明と認定されると思われる基準や攻略法などを書いていきます。

例として、先ほどの北海道大学の資料を利用してみます。

大学ごとに項目に多少の違いがあると思います。

また、明らかに関係ないであろう項目&ちらが解説不能な項目は

とばしていきますが、主要項目は同じでしょう。

あなたが奨学金免除の為の評価点を得る際にもきっと役立つと思います^^

では、いきますよー!!

(1).学位論文その他の研究論文

A-① 学位論文が特に優れている

これはあなたが出す修士論文ですね。

もし学内の修士論文発表会で優秀な修士論文を称える賞などがあれば

それを獲得すれば最高点が付きます(‘ω’)

同級生と一気に差をつけることが出来ます。

学内トップを目指していきましょう。

 

A-② 独立行政法人日本学術振興会及び民間財団が公募している競争的資金の獲得がある

この項目はいわゆる、科研費を取っているかですね。

修士の学生で取れているケースは稀だと思います(教授が力を貸してくれて学生に箔を付けてくれるなら別だが汗)。

もし自力で科研費を獲得できていたらライバルに一気に差を付けられますね!

 

A-③ 学内での賞の受賞がある

学内特有の賞の受賞経験があるとこの項目で○をもらうことができます。

学内での戦いである奨学金免除枠の獲得において、

同級生が取れない賞を取ってるのは大きいです。

在学時から何か狙えそうな賞があればぜひ狙いましょう!

受賞した賞状の写し、通知文書、メールがあればOKです。

 

A-④ その他各研究科で認められた業績がある

ここはあなたの所属先次第ですね。

何か特徴的な業績が書ければ書いてしまいましょう!

ちらはとりあえず書けそうなもの全部書きました笑

通るかわからないですがいけそうなものは書いておくほうがいいです。

 

B-① 留学先での学位論文が特に優れている

留学先で学位論文を書いた場合。

これが出せる学生ならもうほぼトップクラス確定してそう・・・(‘ω’)

ちらはここは完全に未経験の領域でございます。

 

B-② 学会誌又は学術雑誌への論文掲載がある

はい、きました!

査読付きの論文を持っているかどうかですね。

ファーストオーサーの論文など持ってたら絶対に書いてアピールです!

学内間でかなり格差が生まれるのがこの項目ですね(;’∀’)

修士で査読論文持ってたら相当強いですよ!

ファーストオーサーでなくても評価点をもらえるので、

研究室の多くが共著論文をたくさん出せる分野で、自分の研究室だけ共著者を出せない・・・

といったときに不利になる側面もあります(;´・ω・)

ここらへんは学内によって違うかもですが。

修士だとファーストオーサー持ってればほぼ免除確定します(ライバルが激強の院を除く)。

でも諦めることなかれ。

ちらはファーストオーサーの査読論文は持ってませんでしたが全額免除でした(‘ω’)

 

B-③ 学会賞又は学術賞への受賞がある

国内外で学会賞を取っていればアピールできます。

学会の規模などはあまり重要ではなく、事実として何か賞を持っているかが効きます。

参加者があまりいない学会と大型学会で賞をとっている学生に差が生まれるかは謎。

小さい学会でも賞を取れるなら取ってしまえると強みになりますね。

 

B-④ 学会等での発表がある

査読論文はなくてもこの項目は流石に埋められる(はずですよね?)。

国内・国外で自分が発表した学会の実績を書きまくりましょう。

ちらは国内外の学会にかなり参加して発表していたのでここの点数は高かったと思われます。

まだまだ研究が途中だし、学会発表するのはちょっと・・・

と思わず、えいやっと参加して発表しておくと奨学金免除では有利に働きます。

学会で発表できる機会は年に数回程度のはずなので。

研究の世界もスピードが大事ってことですかね・・・

こういった業績争いというか評価点稼ぎに使えるので、

大して進んでない研究でもみんな発表するという状態になる負の側面もありますが(-_-;)

 

(4)著書・データベース・その他の著作物がある

この項目では本を出版している場合などが適合しそうですね。

あとは電子媒体のデータベースや何らかの執筆物があればポイントになります。

理系とかだと本を書いて出版してる学生ってまずいないのでもしあればかなり差を付けられますね。

 

(5). 発明

発明がある・・・と書かれている項目ですね。

特許をとっていたり、何か特殊な発明品があればこの項目に記載できます。

ちらはこの項目とは縁がない分野でしたが、

論文や学会以外の業績としても大きなポイントになりそうですね。

 

(6) 授業科目の成績及び修業年限の短縮

この項目は日々の授業の成績ですね。

所属する院によって成績の甘口・辛口度合は変わるかと思いますが、

同級生よりもいい成績を取っておけばここで差を付けられます。

項目は大学ごとに違いがありそうですが、落としてはいけない箇所です。

 

①専攻内での成績が上位4分の1以内である

専攻内での絶対評価ですね。

上位4分の1に入ればOKです。

日々の講義も真剣に受けておきましょうね。

まあ、研究を進める上で院にまでなって単位とか気にするのはばかばかしいですが、

奨学金免除を狙うなら絶対に落としたくない評価項目です。

 

②修得科目の成績が全て優である

以外とこういった”全て優”をとるのはやりづらかったりします。

やたら厳しい先生が一人くらいいても全然おかしくないからです。

逆に言えば、そのような関門となる先生の講義で良い成績を取っておけば

あなただけがこの項目で○を付けることができるかもしれません^^

 

(7) 研究又は教育に係る補助業務の実績

 

A-① リサーチ・アシスタント等による研究活動への貢献が顕著である。

RA(リサーチ・アシスタント)の実績があればここに書きましょう。

この項目は所属研究室の予算が潤沢にあったり、科研費のプロジェクトを持っている場合に

教授からお達しがくることがあります(ちらは貧乏研究室だったのでなかったです涙)。

富める研究室では業績を積みやすいわけですね(;’∀’)

もしあなたの研究室でRAを利用できない場合、

同分野の他研究室でRAをやれないか打診してみるのもありかもしれません。

RAだと給料も出ますからね。

 

A-② ティーチング・アシスタント等による教育活動への貢献が顕著である。

TA(ティーチング・アシスタント)の採用実績があれば書けます。

普通に大学院生をやっていればこの項目は埋められると思います。

修士だと学部生の授業のTAなどで募集がかかるでしょうから。

ライバルも容易にできることなので奨学金免除を狙うならここは落とせないポイントです。

実際に講義で自分が作った資料などを印刷して提出することが求められるので、

早い段階から自分が行ったTA資料を整理しておくと直前になって焦らずに済みます。

 

A-③ 科学研究費補助金等による研究活動への貢献がある。

さあ、再び来ました。

富める者がますます富む評価項目です。

研究室であなたが行ってる研究で”科研費を利用しているかどうか”が効いてきます。

”科研費をあなたが取っているかではなく、

科研費を利用した研究をあなたが行っているか”です。

つまり、研究室や教授が金を取ってこれるかどうかに依存します。

ライバルがこの項目で○が付いて、あなたが付かないようだと少し苦しくなります・・・

ここももしあなたの研究室が科研費を取ってこれないなら、

何らかの形で科研費を獲得してる研究室の研究に絡むことで得点を取ることも可能です。

 

B-③ 非常勤講師等,教育活動への貢献がある。

修士でこの項目を得ていることはまずないと思いますが(分野によるかも)、

もしあなたが他大で何か講師として活動していればこの評価項目で得点することができます。

奨学金免除のことを見据えて

近くの大学や短大で非常勤講師ができればやってみてもいいかも。

できるのかな・・・?(‘ω’)

 

(10)ボランティア活動その他の社会貢献

教育研究活動に関するボランティア活動が顕著である。

この項目は取りたいところですね。

サイエンスカフェや何らかの出前授業などでの活動実績があれば得点可能です。

ここはあなたがやれば取れるところの一つで、

ライバルが案外やってないところなのでぜひ得点しておきましょう。

研究室のパワーにも依存しないはずです。

 

専攻分野の特殊性を生かした顕著な社会貢献,国際貢献がある。

この項目は海外であなたの研究を活かした何らかの活動・貢献があれば書けます。

分野によってどういう項目が書けるかよくわからないので所属研究科で情報を集めてください(‘ω’)

 

評価点は合計勝負!取れる項目を取り切ることが重要

このように、各評価項目は多岐に渡ります。

学内での戦いになるので、同級生が取れる項目であなたが取れないと不利。

同級生でも取れるはずの講義の成績などは案外バカにできないということです。

 

逆に、同級生が取れない項目を取りに行けると一気に免除枠決定まで近づきます。

賞を取ったり、査読論文を持っていたりすると強いですね。

修士の早い段階から学会発表に出て実績を積んでおくとライバルに差を付けられます。

 

ちら個人としてはこういった得点競争のために研究や講義やらを選択するのは本末転倒と思っています。

が、真剣に研究をしていて、利用できる状況にいるのにやらないのはもったいないです。

自分の研究を進めていく上でのモチベーション維持としての利用も良いでしょう。

コツコツと得点できるところを増やしていけば、奨学金免除にも手が届きます!

 

 

実際にちらが全額免除を得たときの評価項目や免除申請の準備方法は?

 

ちなみに、ちらが実際に取れた項目はどのようなものだったかも追記しておきますね!

ちらの大学で言うと、先の例で当てはまるものとしては、

・学位論文が特に優れている

・学内での賞の受賞がある

・学会誌又は学術誌への論文掲載がある(ファーストではない)

・学会等での発表がある(国内・国外共に同級生よりも多い)

・専攻内での成績が上位4分の1である

・修得科目の成績が全て優である

・TAによる教育活動への貢献が顕著

・科学研究費による研究活動への貢献

・教育活動に関するボランティア活動

・専門分野を活かした社会貢献・国際貢献(多分これは審査落ちしてる)

このあたりになりますね。

 

このように、単著論文を持っていなくても、学会での賞をとっていなくても、

総合点で免除枠を取ることができるわけですね(*’▽’)

同級生があまり奨学金免除申請をしてなかったのも大きいと思いますが(;^ω^)

 

個人的には修士論文発表や修士論文提出がある時期に

こうした書類活動の時間を取れるかどうかがかなり重要だと思います。

また、実際の提出間際だけでなく、それまでの準備で勝負はほぼ決まっています。

ちらは忙しくなることを見越して2年かけて免除枠に使えそうな成果は全部スマホにメモし、

使えそうな資料は片っ端からファイリングしてました。

学会も出られそうなものは可能な限り出ました。

研究室が貧乏で科研費を持ってなかったので、

他研究室で獲得した科研費を利用する研究の手伝いなどのきっかけも探し、実際にお手伝いしました。

ちらは修士までは本当に金銭的にきつかったので、

最初から全額免除を取るつもりで奨学金を借りると同時に評価項目のリサーチを行いました。

自分の所属する院の先輩がどのくらいの実績で全額免除になったかも全て調べました

そして必要なポイントをしっかりと取っていく。

学内での勝負なので不確定要素が少ないのが学振との大きな違いです。

しっかり調べて、準備して、逆算して動けば奨学金免除は通る可能性が高いわけです(‘ω’)

 

学内のトップ争いに参加できるほどの力はない・・・でも諦めるのは早い!

ここまで読んでもしかしたらあなたは、

「自分は学内でトップでも上位でもないし奨学金免除はやっぱり無理・・・」

「どうせ通らない書類に時間をかけるなら最初からやるだけ無駄・・・」

そう思ったかもしれないですね。

しかし、諦めるのはまだ早い!

 

まず、この制度は存在するものの、利用する学生はそこまで多くないイメージがあります。

実際、ちらが奨学金免除申請書類を提出したとき、

学内で一番の競い手だった学生はそもそも第一種奨学金を借りてすらいませんでした。

借りている学生も修論に追われて免除申請まで手が回らない・・・という場合もあります。

 

親のお金で大学院にぬくぬくと通える学生は

書類書きが面倒だからという理由で第一種奨学金を借りてなかったりします。

さらに学内での優秀者となり、奨学金を免除するための書類を

修論発表会&修論提出間近で同時並行で捌ける学生は多くありません。

つまり、事実上学内で上位の業績でなかったとしてもまだチャンスはあるわけです。

免除申請書類を提出してない人はみんな不戦敗ですから。

 

もしあなたが、ちらと同じように学費や生活費で困窮し、

奨学金を借りたのであればこのチャンスを見逃す手はありません。

お金持ちの学生はこういった情報を調べもしないので、ライバルは同じ土俵の同級生になることが多いです。

すなわち、金銭的に困窮していて、奨学金を借りていて、なんとか免除にしたい人です。

あなたと同じ条件の学生が多いはずなので、勝ち残れる可能性もあります。

 

まあ、親の収入に関わらず借りれるので、お金持ちで情報収集も上手で、

研究室も潤沢な資金があって、かつ成果を出すのが早い学生とかいるときついですが(;’∀’)

それでも、1位以外が免除にならないわけではないので、やる価値はありまくりです!

 

「奨学金免除なんて全国で超優秀じゃないと取れないのでは?」

「自分は査読論文もまだ出せてないし、学内選考に残れる気もしないよ・・・」

「修士論文も発表会もある中でそんなめんどくさいことやってられない・・・」

こんな心の声はかき消されたでしょうか?

多くの学生はあまり調べずに先入観だけで奨学金免除は無理と決めつけています。

ですが、ここまで解説してきたように、しっかり準備していけば

奨学金免除を勝ち取れる可能性はそれなりにあると思います。

学振などとは異なり、全国の大学院生と勝負する必要もないですしね。

あくまで自分の所属する研究科・学院・コースなどでの戦いとなります。

しかも参加者はそこまで多くないですから。

 

というわけで、

諦めずに大学院で研究や勉強を行い、

優れた成果を上げ、奨学金免除をつかみ取ってください!

 

コメント

  1. kryv より:

    物理系D卒で全額免除を頂いたのですが、この制度はもっと広く知られてほしいと思っています。
    友人の中にはMを全額免除、Dを半額免除という人もいました。両方全額の人は聞いたことありませんが。。
    ちなみに、私の場合はDの3年間でfirst author 2本、co-author 5本でした。
    正直、D卒の審査でも論文のimpact factorは考慮されてるとは思えないので、研究内容によって有利不利はかなりあると考えられますが、おっしゃる通り、出し得の申請だと思います。

    • ちら より:

      コメントありがとうございます!
      学校や分野によっても評価基準多少違うとは思いますが普通に全額免除とれる人はとれると思います。
      論文数とかは工学系と理学系ではまた出しやすさも違うと思うので必ずしも何本あればOK!と言えないですが、
      同じ専攻で1,2位争うくらいな感じなら出せば普通に全額免除通るかと。
      そうでなくても半額の可能性はあるのでおっしゃる通り出し得ですね。
      書類は面倒ですがやらないのはもったいないですね(‘ω’)ノ

  2. saki より:

    すごい丁寧な解説ですね。Dを卒業する息子が免除落ちたと言うので、驚いて大学に問い合わせたら、申請を自分で取り下げて申請さえしていなかったことが判明。420万円の借金が残りました。ちらさんのように、あらかじめ準備してないとD論提出前に書けるような書類ではなかったようです。こうなる前に親のできることもあっただろうなと残念です。人生最初からお金を甘く見てしまったようです。

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